ロンドンの旅案内


番外編


         2013

ロンドン ガイド チャリティー ツアー



ロンドンの英国に於ける地図




英国で初めて旅をされる方、
詳しい説明や専門的な知識の元に観光されたい方、
慣れない土地での案内を含め
観たいものを効率良く廻りたい方、
限られた時間内の中で
せっかくの時間を最大限に知識を広げたい方など・・・

プロのガイドさんに御願いする理由は様々だと思います






日々教科書やテレビでしか観ることの出来なかった
博物館の品々も旅をすることの目的に
じかに見てみたい、という物や場所がたくさんあります

自分で得た知識を元にもっと“知りたい”と思う時も
ガイドさんに御願いします



テート・ギャラリーのガイドさん
テート・ギャラリーの無料ガイドさん


博物館、ギャラリーには専属の無料ガイドツアーが殆どの場所で
活躍されていらっしゃいます

しかし・・如何せん・・・言葉はお客様の統一言語
“英語”・・のみ・・・


やはり折角のプロの言葉、知識は母国語で!

そんな時は日本語でプロの知識を得ることができる
英国公認日本語ガイドさんんに御願いすることとなります







空港でのお迎えやオプショナルツアーに同行していらっしゃる方は
残念ながら“ガイドさん”ではありません
(勿論、ガイドさんもいらっしゃいますが
説明をする資格を持っていらっしゃらない方もいるので・・・・)

こちらでの“ガイドさん”は
イギリスの観光に関して専門的な知識を持ち、
非常に難関な英国内でのガイド試験を通過した
プロのブルーバッチを取得されたガイドさんになります






こちらのマークがブルーバッチのガイドさんがお持ちです

英国内で行われる国家試験並みの厳しい筆記テストに合格し、
また実地としての試験もあり・・という難関を突破した
プロガイドさんのツアーは
今まで自分だけで見てきた博物館とは思えないほど
充実した時間になります


実は私自身もこのツアーに数年前に参加させていただいております

ポートレート・ギャラリー
ロンドン ポートレートギャラリー


何度か足を運んでいた
ロンドンのポートレートギャラリーのツアーに参加いたしました


その時は参加人数に限りがあったので
割と早めに申し込んだ憶えがあります


ポートレート・ギャラリーのインフォメーション前

インフォメーションで待ち合わせ

女性達を中心とした20名くらいのグループになりました



ツアー客のシール


このシールを配られて、
これが張ってあるお客様はガイドさんの説明が聞けます

正直目から鱗でした!!

当たり前だけれども・・・
1枚の肖像画からそんなにたくさんの意味が含まれていることに
ただただびっくり!です

その日のツアーのテーマは
“科学”!

“ポートレート・ギャラリー”で科学!?

しかし、ガイドさんの説明は英国ですから、
先ずは歴史を追ってテューダー朝(15世紀〜17世紀)
イングランドの中でも名を馳せる法律家
トマス・モアの孫が描いた
“トマス・モア家”の家族の肖像画からスタートしました

ヘンリー8世からエリザベス1世の肖像画へと
続くステュワート朝へ

ジェームズ1世、チャールズ1世

間にフランシス・ベーコン、オリバー・クロムウェルなどなど

医学者のウィリアム・ハーヴェイはそのジェームズ1世、
息子のチャールズ1世に使えた宮廷侍医

彼は1628年に血液循環説を説い、
当時医学はイタリアが発達していたため
そのイタリア・パドヴァで学んだ解剖学でも著名な医師でもあります

それから、ツアーはイギリスの建築家として名高い
クリストファー・レン
進化論と言えば“ダーウィン”のチャールズ・ダーウィン

そして、ジェームズ・ワットエドワード・ジェナーと続きました

この最後のエドワード・ジェンナーは
天然痘のワクチンを発見した医学者で
その天然痘の免疫に“牛痘”を利用していました

そのため“ワクチン”という語源は
ラテン語で“牛”




そんなお話もガイドさんからで
当時のメモに残っていました


あっと言う間の2時間でとても濃密な楽しい時間でした


トラファルガー・スクエア
ポートレート・ギャラリー近くのトラファルガー・スクエア









:: 2013年 ロンドン ガイド チャリティーツアー ::

英国公認日本語ガイド協会 チャリティーツアー







さて、このチャリティーツアーは
一昨年2011年3月11日の東日本大震災後
そのロンドン在住のブルーバッチ資格のプロガイドさん達が

「被災された皆様へできること」

というスローガンの下、
今年で3回目を迎えて行われる
チャリティー・ツアーです


2013年は3月から全部で14本のツアーが企画、予定されています

1本のツアーご参加に£10.00以上のご参加費用をいただければ
いただいた参加費は100%
それぞれの寄付先へ行くそうです






私達は誰しもが今の東日本で被災にあった方々へ
“何かしたい”と思っても
中々日々実行できないことが多いもの・・・

それは日頃の忙しさだったり、
どんな形で示せばいいのか・・・とか・・・

そんなことからついつい時を逸してしまうがちですが、
旅へ出た時は
その時間は自分への“ご褒美”という方も多いはず

そんな時の中で日頃思っていても実行に移せなかったことが
旅をしている時に参加できたら
正に更に更に充実した自分にとっても
思い出深い旅になるのではないでしょうか・・



また、ツアースケジュールの内容を見ると
実際にどなたのツアーも参加したくなるような興味深いテーマです

是非期間中にロンドンにご滞在される皆様へ

是非プロのガイドさんに御自身が興味を持っている場所へ
より詳しい案内をしていただく
濃密な知識を知る機会でもあると思います




又、訪れる場所によっては通常入場料が必要なギャラリーも
御理解いただき、
このツアーに限り無料にしていただいている場所もあります


コートルード・ギャラリー



現在2月12日現在のスケジュールですが、
日程や時間変更がある場合もございますので
必ずお申し込みの際にご確認くださいませ


1) 3/01 (金) ウォレスコレクション(Wallace Collection) 12:45〜
2) 3/02 (土) コートールドギャラリー(Courtauld Gallery) 11:00〜
3) 3/03 (日) ビートルズ・ウオーク  *
4) 3/09 (土) 大英博物館(古代ギリシャ・古代ローマ) 14:00-16:00
5) 3/15 (金) 映画けいおん!聖地ツアー  11:00〜13:00
6) 3/16 (土) ビートルズ・ウオーク  *
7) 大英博物館(古代エジプト) 14:00-16:00
8) 3/17 (日) 子供と一緒に歩くロンドン  11:00〜12:30
9) 大英博物館 11:00〜1:00
10) 3/23 (土) ロンドン半日観光 ON FOOT  14:00〜
11) 親子で見るナショナルギャラリー  午後
12) 3/24 (日) ロンドンブリッジとタワーブリッジを渡るウォーキングツアー  11:00〜1:00
13) 3/25 (月) ノッティングヒルウォーク 14:00〜
14) 3/30 (土) NHK「2時間で回る大英博物館」に沿って歩いてみましょう  14:00-16:00
*時間は未定です


お申し込みについては
上記『英国公認日本語ガイド協会』のサイトへご確認くださいませ

皆様の旅がより思い出深く、
そして、かけがえのない時を持つことができますように!




皆様の善意をお待ちしております











ご案内した中で誤っての案内箇所がございましたら
どうぞ、お気軽にご指摘いただければ幸いです




ご意見・お問い合わせは下記よりお待ちしております





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